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■トイツ感度が生命線!? |
また別の傾向が東4局に表れていました。こんな手牌で崎見プロは6巡目にテンパイします。何を切るのがいいでしょう?
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ツモ ドラ |
このとき、崎見プロは「うーん」と5秒ほど考えました。そしてを切ったのです。ピンズの変化としてはイーペーコーチャンスとドラ引きがありますし、ソーズはにくっつけば234の三色チャンスがありますから、切りはまさにこの一手でしょう。
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ドラ |
一目見てマンズのホンイツが見える配牌ですが、彼女は決め打ちしません。ここから第1打にを切り、2巡目にツモったもツモ切りします。ぼくなら第1打にを切り、第2打にはを切っているところです。そして3巡目、続けてを引いたことに、「もう信じられないな〜」とブツブツいいます。それならホンイツに行けたという後悔ではなく、いつまでたってもトイツ系のツモが来るパターンが把握できないという苛立ちでしょう。そして9巡目、こんな牌姿になったところから、なんとを切るのです。
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ツモ ドラ |
牌図3 |
たしかに場を見ると、ソーズの待ちや待ちはいい受けになっています。しかしは生牌(ションパイ)ですから、普通はホンイツを狙ってかを切るのではないでしょうか。ぼくだったら間違いなくを切っています。しかし崎見プロは役よりも引けそうな受けを重視するのです。4メンツ1雀頭をメンゼンで作り上げることに全力を投入している麻雀といえそうです。
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